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お肌の老化原因と破壊種類治療

Skinrejuvenationprogram Stageoflong-termeffectiveness, indicationtodamagelevel
お肌の老化原因と破壊種類に応じた施術をご紹介いたします。

肌老化の分類と原因別スキンケア

  一般的な表現 可逆性 スキンケア戦略 実践・治療
細かい表在性の
シワ
(乾燥老化)
肌荒れ
がさがさ
小ジワ
角質層水分↑
既存の角層の補正
新たな角層による置換
保湿剤洗顔中止・変更・温度↓
化粧の方法・内容変更・保湿力増強
家庭でのマイルドピーリング
タイタンXLレーザー・金の糸挿入術
皮野の粗大化
(疾患老化)
きめの乱れ・小ジワ
厚い皮膚・発赤・腫脹・掻痒
落屑・乾燥
結合織の基質産生↓
病変部の安静
疾患の治療←皮膚科で保険診療可
衣類の変更などによる摩擦減少
掻くことを禁止・塗布薬・内服薬
過度の擦過禁止・基礎疾患の治療
細胞・組織レベルの代謝障害
(毒素老化)
きめの乱れ
小ジワ・黒ずみ・くすみ
血行不良
硬水を避け水分を充分摂取する
高脂肪食品を避け動脈硬化を予防
発汗促進・排泄促進
解毒作用の高いものや食物繊維の摂取
ゲルマニウム温泉・岩盤浴・血流改善療法
デトックス治療・食品添加物の排除・生活環境の見直し
表情筋過剰運動や摩擦による
組織破壊
(運動老化)
眉間の縦ジワ
額の横ジワ
鼻唇溝のジワ
口囲の梅干ジワ
可/不 表情筋群の安静
ストレスからの開放
光刺激による眉の過剰運動
特定の表情やストレスの回避
サングラス装着
過度の表情トレーニング・マッサージの禁止
ボトックス
活性酸素による
細胞破壊
(酸化老化)
前額のシワ
眼瞼の同心円のシワ
からすの足跡
鼻唇溝のシワ
口唇の縦ジワ
口囲の放射状シワ
可/不 禁煙
過剰な運動の制限
暴飲暴食の制限
紫外線や放射線の回避
生活習慣の改善
禁煙・ビタミン等の摂取
抗酸化剤の摂取
経年性のシワ
怪我による
組織喪失
(自然老化)
前額のシワ
眼瞼の同心円のシワ
からすの足跡
鼻唇溝のシワ
口唇の縦ジワ
口囲の放射状シワ
頸の蛇腹状シワ
不可 既存
目立たせない
代償性の基質産生↑
進行の緩徐化
生活習慣の変更
洗顔・化粧の変更
禁煙・マッサージ禁止
マイルドピーリング・イオン導入
ビタミン等のサプリメント摂取
ホルモン補充療法
抗酸化剤の摂取
サーマクール・フェイスリフト手術
特殊吊り上げ糸によるリフト
日光性のシワ
レーザー治療後の
シワ
(光老化)
前額の深いシワ
眼瞼の乱れたシワ
頬部の乱れたシワ
口囲の放射状シワ
頚部・項部の深いシワ
不可 既存
経年性のしわと同じ予防法と治療
紫外線防御
生活習慣の変更
進行の防止
サンスクリーン(遮光剤)
バイザー等の徹底した紫外線対策
マイルドピーリング イオン導入
抗酸化剤の摂取・フェイスリフト手術
特殊吊り上げ糸によるリフト

活性酸素によるシワ(酸化老化)の例

喫煙者(左)と非喫煙者(右)の双子
(BBC News 27 Sep,2001)


皮膚老化の発現症状と特徴 (メソリフトはイボ以外の下記症状改善にも有効です)

一般的な表現 病態 主な病変部・層 発生機序(発生のメカニズム)
弛み(タルミ) 皮膚組織の下垂 真皮(網状層) 繊維系の機能不全+細胞間基質の減少・変性
1.弾力線維の収縮能↓
2.膠原線維の緊張↓
皺(シワ) 皮膚線状の歪み 表皮〜真皮 負荷変形の拡散障害
1.表皮:主に角層の固着性硬化
2.結合組織:繊維系の機能不全+代償性不完全産生
隈(クマ) 一過性淡紫色斑 真皮
(微小血管)
血管内赤血球↑による色調の青色変移
冷感
(末梢血流障害)
末梢性皮膚温低下 真皮〜浅筋膜 皮膚への血流量↓
1.個体の発生熱量↓
2.対向流熱交換↑
シミ
(老人性色素斑)
色素沈着 メラニン含有量↑ 異常角化細胞のクローン性置換説
1.メラノサイトへの色素産生促進物質分泌↑
2.基底細胞の色素取り込みと貯留↑
3.マルピギー細胞への色素受け渡し↓
4.表皮陵上メラノサイト↑
老人性白斑 色素脱失 メラニン含有量↓ 異常角化細胞のクローン性置換説
色素細胞へのメラニン産生促進物質分泌↓
表皮陵上メラノサイト↓
老人性疣贅
(イボ)
脂漏性角化症 角化細胞数↑ 異常角化細胞のクローン性増殖
1.増殖↑・分化↓・脱落↓のいずれかの異常細胞↑
2.メラノサイト分布↑

破壊から破壊防止へ そしてお肌の再構築(再生)へ

治療方針の位置づけ

  • 破壊治療:レーザー治療・光治療・ケミカルピーリング・ダーマローラー・シミ治療薬など
  • 破壊予防:紫外線対策・キレーションデトックス・抗酸化剤・腸内洗浄・点滴治療
  • 再構築再生:イオン導入・超音波導入・陽圧導入・薬剤ダーマローラー・オーダーメイドサプリメント処方・自己組織(自己コラーゲン・脂肪・幹細胞・サイトカイン)注入・プラセンタ注入・お肌の栄養素群注射・各種メソリフト・特殊吊り上げ吸収糸や金の糸挿入術

美容医療の治療方針は主に3つに分けられます。従来の美容外科業界は破壊治療が主で再構築・再生はお客様自身の自然治癒能力に委ねられていましたが、これからは肌の再構築に積極的に関わっていく治療が増えていくものと考えられます。
メソリフトは再構築・再生治療に分類され、栄養成分を肌に直接注射することで細胞の活動を助けます。シミを取り込む免疫細胞を活性化させるためシミ・色素沈着などの改善や、他の施術と組み合わせることでダメージを受けた肌の再生能力を助け回復を早めます。

抗酸化剤

活性酸素の発生を抑えるには、抗酸化物質を摂るのが有効です。抗酸化物質には、コエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンE、ニンジンなどの緑黄色野菜に含まれるベータカロチン、ビタミンA、ピーナッツの皮や赤ワインに含まれるポリフェノール、ゴマのセサミンお茶のカテキンなどがあります。食品に含まれているほか、コエンザイムQ10、アセチルLシステイン、αリポ酸などの抗酸化サプリメントもあります。 体内にEDTAなどのキレート剤を点滴する治療「キレーション」にも活性酸素の発生を抑える効果があるといわれています。

グルタチオンは細胞内の主要な抗酸化成分であり、また毒物などを細胞外に排出することで、細胞を内的・外的な環境の変化から守る役割を果たしている。グルタチオンは日本薬局方に収載された医薬品であり、また健康や美容の維持に有用であるとして、サプリメントとして販売されています。グルタチオンの生理的機能は多々ありますが、主要な機能は大きく2つに分けることができます。ひとつは細胞内の生体内の主要な抗酸化成分であるチオール環境を維持することです。グルタチオンは自らのチオール基を用いて過酸化物や活性酸素種を還元して消去します。もうひとつの主要な生理機能は、様々な毒物・薬物・伝達物質等を細胞外に排出することです。グルタチオンはこれらの物質を、自ら細胞外に排出されることで細胞を解毒します。


ワキガ・多汗症治療

Q&A

ボトックスとは何ですか?

ボトックスはボツリヌス菌毒素から抽出された成分でできています。ボツリヌス菌は入っておりません。ボツリヌス菌毒素には筋肉の動きを鈍らせる働きがあり、額の横ジワや目尻の笑いジワなど表情筋の動きによってできるシワや、下アゴの咬筋によるエラはりを筋肉の働きを抑制することで改善させます。また多量の汗を出す神経伝達物質の放出を抑える働きもあるので、多汗症の治療にも用いられています。
毒素とはいっても元々は眼科などで使われてきた治療薬で、注入する量もごく少量なので安全です。当院では不純物が少なく効果の高いアラガン社製のボトックスを使用しています。


ボトックスのメリット・デメリットは?

ボトックスの最大のメリットはお客様への負担が少ないことです。顔への注入だと5分程度の施術で、クーリングなどの時間を入れても15分程度です。メスを使わないので傷痕の心配もなく、注入後数時間から数日で効果を実感できてダウンタイムもほとんどありません。しかし効果は永久ではなく、個人差はありますが3ヶ月〜半年程度で元に戻ります。効果を持続させるためには継続的に注入していく必要があります。

ボトックス注入と同日に、同じところにレーザー治療は大丈夫?

ボトックス注入は、レーザー治療の2〜3週間前、少なくとも1週間前までに終了しておくことが望ましいです。

ボトックス注入とケミカルピーリングの併用は大丈夫?

ボトックスの注入を先行させ、ケミカルピーリングの数日前に行うことが望ましいです。ボトックスの注入をケミカルピーリングの直前や直後に行うと、ケミカルピーリングによって生じた軟部組織の腫脹によって、ボトックスが滲み出る恐れがあります。

ボトックス注入日に、同一部位にヒアルロン酸注入は可能?

可能ですが、互いに2〜4週間の期間をおいてから 注入するのが理想的です。それぞれの効果の程度を見定めてからの方が、投与の是非や量が正確に判断できるからです。

ボトックスの投与間隔は?

中和抗体の生成を予防するため、3〜6ヶ月の間隔を空けるのが望ましいです。

ボトックス注入後の注意点は?

自身でのマッサージは2〜3日避けて下さい。咬筋への投与後は硬いものを噛むことを2〜3日避けて下さい。ふくらはぎへの投与後は、水泳・自動車の運転・ハイヒールを履くことは脚が攣ったりもつれて転倒する恐れがあるため数日間禁止または要注意です。

ボトックスの注射以外の投与方法は?

当院では痛み・出血・腫れのないエレクトロポレーションでの導入もアドバンス治療の一環として実施しております。

ボトックスの適応例&当院のBOTOX注入・導入方法(ご希望部位に最適な量と注入方法)

  • 1.表情ジワの改善
    眉間の縦ジワ・額の横ジワ・目尻の烏の足 等の表情ジワに有効です。
  • 2.咬筋を細くする
    エラを細く小顔に形成咬筋の非対称も改善できます。
  • 3.ガミースマイルの改善
    笑う時の出歯や歯肉露出を改善します。
  • 4.顔面痙攣を治す
    顔面神経痙攣や動的非対称を治療します。
  • 5.鼻や眉をヒクヒクさせる癖を治す
    ボトックスによって無理なく癖の躾が可能です。
  • 6.顎の梅干し状窪みを改善する
    「う」という発音時にできる顎の凸凹のみを改善または解消しますが適量まで数回かかることがあります。
  • 7.顔面の筋性非対称を修正する
    当院のピンポイントオーダーメイド注入法は高精度ですが適量まで数回かかることもあります。
  • 8.多汗症治療
    ワキ・手のひら・足裏等の多汗症を改善します。
  • 9.ふくらはぎを細くする
    ひふく筋やひらめ筋を細くさせます。
  • 10.歯ぎしり・慢性側頭筋緊張性頭痛・肩こりの治療
    他の治療法でも効果が無い場合に適応となります。
  • 11.オーダーメイドデザイン&ピンポイント注射
    アフターケア付微調整注射法もあります。
  • 12.エレクトロポレーション
    ワキや掌・足底・肩やふくらはぎの導入。

ボトックスで起こりうる副作用

アレルギー(ごく稀)
蕁麻疹や気分不良、重症なら血圧変動や呼吸抑制などの過敏症症状があると、その対処治療をしなければなりません。また、今後二度と投与できなくなります。過去約3000人の自験投与例の中では1例も起こってはおりません。

特定の表情ができなくなる
表情シワの部位に注射した場合、投与量や箇所、注射後のマッサージ、頭位などにより必要以上に効果が現れたり広がったりすることによって起こる副作用。例えば眉直上なら睨んだ様な目つきになる。目尻に過剰投与すれば笑っても愛想笑いの様に目を大きく見開いた表情となる。薬効が切れる3ヶ月以上待たなければ通常直らないが、回復を早めるにはVitB12が有効。当院では、先ず過去の臨床的経験からそのような副作用がでないピンポイントデザインを厳密に施しております。

筋肉がだるくなる・吊る
咬筋やふくらはぎ、肩に注射した場合に起こることがありますが、起こらなかったからといって効果が無いわけではありません。またこの様な症状は数日で消失軽快しますのでご心配ありませんが、四肢がだるくまた吊る場合には水泳や運転、ハイヒールを履いての階段の昇降は禁止または要注意です。

特定薬剤との相乗作用
高用量・頻回投与で生じやすいと言われていますが、初回目から生じる方も稀にいます。中和抗体産生予防としては、1回投与量を120〜150単位迄にすることと、追加投与を3ヶ月以上空けることが必要です。

妊娠中の投与で流産したケースが報告されている
男女とも受精や妊娠は3ヶ月避けることが必要です。

中和抗体産生による耐性が生じ全く効果がなくなる(ごく稀)
高用量・頻回投与で生じやすいと言われていますが、初回目から生じる方も稀にいます。
中和抗体産生予防としては、1回投与量を120〜150単位迄にすることと、追加投与を3ヶ月以上空けることが必要です。

腋臭症(ワキガ)・多汗症

腋臭症(ワキガ)・多汗症手術

金の糸(Golden filament)挿入美容術

機序:高純度99.999%の純金に対する生体の持続的異物反応と免疫応答反応が主体で、自然免疫系細胞および補体の賦活と、それに伴う繊維芽細胞や血管内皮細胞、貪食細胞等の活性化による非アレルギー性のコラーゲンや血管新生、異常免疫制御、色素や毒素の分解促進などが生体内で起こっていると考えられます。

純金の挿入がアトピー性皮膚炎にも効果がある理由

アトピー性皮膚炎は本来自己免疫疾患の一種で、アレルゲンの感作を受けたりストレスなどによって免疫(制御)力が低下した場合などに、自分自身の免疫細胞が自分自身の皮膚組織までも攻撃して破壊してしまう疾患です。
これと同じ様な疾患にはリウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病がありますが、攻撃対象がそれぞれ異なります。従来より、リウマチ疾患に対しては「金療法」といって症状のひどい関節に純金を埋め込むことも治療法の選択肢の一つで有効でした。
一方、我が国のアトピー性皮膚炎は戦後文明が進むにつれて多くなってきたとも言われますが、統計学上体内に寄生虫を宿していた頃の日本人にはアトピー性皮膚炎が少なく、現在でも体内に100%寄生虫を宿しているアマゾンの奥地の原住民にはアトピー性皮膚炎の子供はいないといわれています。(日本寄生虫学の第一人者 藤田鉱一郎教授 談)
恐らく、免疫制御システム上体内に強力で共通の「敵」が存在していれば異常免疫細胞の攻撃対象も寄生虫や異物である「純金」に集中するのではないでしょうか。それでも純金は生体内で酵素によっても分解を受けず、酸にもアルカリにも反応しないので、長期間にわたって異常免疫を磁石のように吸いつけているのではないかと考えられます。
然しながらその効果が必ずしも万人に対して万能というわけではなく、免疫システムが複雑で個体差があるため、効果の程度にも個人差はあるでしょう。但しステロイドを使わなくても通年で発症しなくなったケースもあります。他に有効な方法がない場合、最も症状がひどい箇所にお試しで挿入してみるのも一法です。アトピー性皮膚炎はステロイドを使わなくても治せることが充分にあるのです。

デコルテのニキビ

術後の内出血を早く消去する注射 大腿内側

傷跡修正(腹部)

皮下腫瘍摘出

象徴
抗酸化剤が含まれるワインのポリフェノールから連想される「葡萄」

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