2009年11月13日 中国・淅江省杭州市 第97回日本美容外科学会・第7回東方美容外科学会にて シリコンバッグ抜去&生体内再生医療による豊胸術(Replacing the Implant with Cultured Adipose-Derived Stem Cells(AdSCs)in Vivo) 「自身の脂肪幹細胞を生体内で増殖成長させシリコンバッグやその合併症によって不自然になった乳房を本物に創りかえる手術」を発表いたしました。
学会発表会場:杭州之江飯店前にて撮影 杭州之江飯店:学会発表会場内にて撮影
九野院長学会発表風景
シリコンバッグ抜去&生体内再生医療による豊胸術 シリコンバッグはバッグプロテーゼ、マンマリーインプラントまたは人工乳腺とも呼ばれ、一度の手術で確実に大きなバストを形成できる方法として近年普及・発展してきました。しかし、その一方でシリコンバッグ特有の合併症や不自然さに悩まれる方も増加の一途を辿って参りました。その背景の一つに脂肪注入の結果がシリコンバッグほど見込めない(吸引できる脂肪に限度があり生着率が安定しない等の)という欠点がありました。当院では独自の技術の工夫で、脂肪や幹細胞等の自己組織注入法による豊胸術によっても、バッグプロテーゼを凌駕する症例が最近多く出て参りました。仕上がりの柔らかさに関しては自己組織によるものが「自然」というより最早「本物」と言えるでしょう。